バンコクの病院で手術を受けるためには、日本を出国してタイに入国する必要があります。そのためにはどうしても旅券―――パスポートが要ります。パスポートの入手方法は非常にシステマティックなもので、必要書類を揃えて関係役所に提出すれば手に入ります。その詳細については2005年版の記事「準備するもの」の頁で述べているので御参照ください。
今回の渡航でぼくが持っていった荷物は以下の通りです。参考までに。
メインバッグはリュックサック、サブバッグはスポーツジムなどに持っていくジムバッグです。携行用は100円ショップで見つけて便利そうだと思って購入したもの。メインもサブも携行用も、全部肩にかけて歩けるものを択びました。鞄を3ツとも1人で持ち歩かなくてはならないときでも、両手が開くので便利です。
メインとサブは飛行機に乗るときに預けましたが、2つで9キログラム程度でした。肩掛けは機内持ち込み&現地では常時携行。
写真左と中はELECOM iPod用電池式充電器 AVD-DCAA2WH。単4乾電池2本で1週間(1日10時間程度の稼働として)保ちます。
充電中は青色インジケータが点灯、電池がなくなるとインジケータが消えて判ります。チャージも早い。使用しないときは写真中のように小さくコンパクトに収納できます。大変便利。
写真右は携帯電話用充電器。コンビニエンスストアなどで販売されているものです。携帯電話は割りと電力を喰うのでこのような乾電池式充電器よりも電圧変換器を用意してコンセントから充電した方がいいかもしれません。
術後、身体が弱って病院食が摂れなくなった経験があるので流動食を持参。ウィダーinゼリーは6個で一ト箱です。渡航時に機内に持ち込まずに荷物として預ける場合は箱に入った状態で更に鞄に詰めましょう。
ぼくは箱に入れた分と袋に入れた分とそれぞれ6個ずつ鞄に入れていたのですが、荷物は結構乱暴に扱われるらしく、袋に入れた分は容器が潰れて中身が洩れ出してしまっていました。
※ウィダーinゼリーはバンコク滞在中に消費してしまい、サブバッグは帰りには土産もの入れになりました。
タイは涼気でも平均気温35度あります。靴下履いて靴履いて歩きまわるのは暑いです。
「手術に関するご案内書」にはバンコク滞在のおおまかな日程が、「空港のご案内」には空港見取り図や入出国の手順などが解説されていて、渡航初心者にも安心な内容。思い立ったときに見られるように直ぐに取り出せる場所に入れておくのがいい。
だいたい1万円くらいずつ現地通貨と両替して使いますが、現地通貨のバーツと日本円とが混じってしまわないように工夫しましょう。3万円あったら2週間充分に生活できます。
これ等のことを考え合わせて、予め意識的に運動をして体力をつけておくことを強く強く勧めます。特に躯幹部の筋力と持久力をつけておくと、入院生活は幾らか楽になるのではないかと思われます。
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